がんの罹患(りかん)者数や死亡数で上位を占めるのが大腸がんや胃がん。粘膜から発生し、だんだんと粘膜の下へ、深く進行していく。内視鏡の進歩により開腹せずに治療できる範囲が広がり、早期発見すれば治癒が期待できる。

 2019年のがん登録データによると、島根県で胃がんと診断されたのは男性611人、女性316人の計927人。部位別で見る...