賞状を受け取る戸谷延康局次長(左)=松江市朝日町、松江エクセルホテル東急
賞状を受け取る戸谷延康局次長(左)=松江市朝日町、松江エクセルホテル東急

 山陰広告賞2023の表彰式が13日、松江市朝日町の松江エクセルホテル東急であり、グランプリに輝いた山陰中央新報社のブランディング広告をはじめ、各部門の金賞や地方創生賞など31点が表彰された。

 式には広告主やクリエーターら75人が出席し、主催する山陰広告協会の松尾倫男会長(山陰中央新報社社長)が「新しい価値をつくるのが広告やCMの力。クリエーティブな発信で地域の付加価値向上を願う」とあいさつ。グランプリと準グランプリの関係者に賞状と記念品を手渡した。

 グランプリ作品の山陰中央新報社の「新聞を配ることは、気を配ること。」は全日本広告連盟(全広連)の第2回鈴木三郎助全広連地域広告大賞の部門賞も受賞し、同社読者局の戸谷延康局次長は「新聞配達員に感謝を伝えたくて始めた企画だったが、多くの反響をもらい改めて広告の力を体感した」と述べた。

 山陰広告賞は89社でつくる山陰広告協会が、地域の広告文化向上と産業振興を目的に毎年表彰。今回は186点の応募があった。(堀尾珠里花)