松江署は28日、還付金名目で松江市在住の60代女性2人がそれぞれ現金約199万8千円、約99万9千円をだまし取られる特殊詐欺被害に遭ったと発表した。
同署によると、199万8千円をだまし取られた女性は24日、松江市役所の介護保険課を名乗る男から電話を受け「還付金を受け取るための書類が届いていませんか。近くに金融機関はありますか」と言われ、利用する金融機関を答えた。
その後、その金融機関を名乗る男から電話があり、言われるままに現金自動預払機(ATM)を操作し、意図せず約99万9千円を振り込んだ。25日、「再手続きが必要」と言われ、同様に同額を振り込んだ。
金融機関から利用明細を確認するよう問い合わせがあり詐欺に気付いた。
もう1人の女性も26日、同様の手口で、意図せず約99万9千円を振り込んだ。利用明細を確認し、被害が分かり警察に相談した。