全日本プロレスの王座の中で最も権威が高い「三冠ヘビー級」の王座をかけたタイトルマッチが22日、松江市学園南1丁目のくにびきメッセで開かれる。三冠ヘビー級のタイトル戦は山陰両県で初めて。第70代王者の青柳優馬選手(28)に、2018年にデビューした大森北斗選手(28)が挑戦する。初のタイトル戦となる大森選手が山陰中央新報社の取材に応じ「島根で初挑戦する全日本プロレスの看板を背負ったタイトルマッチに打ち勝つ」と意気込んだ。一問一答は次の通り。 (Sデジ編集部・林李奈)
全日本プロレス「三冠戦」 22日に松江市で 国内最高権威のタイトルマッチ
―島根で初開催の三冠ヘビー級の挑戦どのように感じているのか
「三冠ヘビー級のベルトを獲得することは、団体のトップになるということ。全日本プロレスの看板のベルトをかけたビックマッチだ。71代目の王者となり、全日本プロレスのトップに立ちたい」
─島根と大森選手の縁は
「毎年1回はくにびきメッセでのプロレスの興行に参加している。今回は、いつも使っている多目的ホールではなく、倍以上の観客が収容できる大展示場だ。大きな舞台でプロレスができることが楽しみ」

─試合の見どころは
「自分が挑戦する青柳優馬選手は28歳で僕と同い年。20代同士のベルトの争いで、しかも、どちらも全日本プロレスの生え抜きだ。全日本プロレスは歴史が長く、昔のプロレスをイメージする人も多いかも知れない。この試合で、20代の新しい時代の全日本プロレスをお届けしたい」
─対戦する青柳選手の印象は
「相手は王者。青柳優馬選手は、王者でふんぞり返るような選手ではないが、クセのある選手。自分はそんな青柳選手に真っ向勝負で勝負したい」
─22日に迫ったタイトルマッチへ意気込みを
「全日本プロレスの看板の試合となる三冠ヘビー級のタイトルマッチは、長い時で30分以上かかることもある。しかし、自分の得意のエルボーはそれ一つで相手を倒せるくらいの自信がある。一瞬で試合を終わらせるつもりで青柳選手を倒す」
