手すき和紙の出雲民芸紙で花をかたどったアートを手がける、野津智恵子さん(41)=松江市在住=の作品が25日から4日間、英国王室御用達のマル・ギャラリーズ(ロンドン)で展示される。野津さんは昨年、独創的な作品が評価され、英国王立の芸術協会の名誉会員に認定された。展示は、会員のみに認められた栄誉で「日本的な精神を伝えたい」と意気込んでいる。 (鹿島波子)

 協会は1823年創立の「英国王立美術家協会(RBA)」で、かつては...