自作のスズキの作品を解説する島谷幸吉会長=松江市御手船場町、しまね信用金庫本店
自作のスズキの作品を解説する島谷幸吉会長=松江市御手船場町、しまね信用金庫本店

 【松江】木彫りのレリーフを制作するグループ「おちらと木彫会」の作品展が、松江市御手船場町のしまね信用金庫本店ギャラリーで開かれており、丹精込めて作られた魚や鳥の立体的な会員11人の作品が目を引く。30日まで。

 同会は2003年7月に結成し、40~80代の愛好家が毎週土曜日に集まり、同市東出雲町上意東の施設「おちらと村」を拠点に活動している。

 同会場での作品展は2回目。宍道湖七珍やマダイ、メジロ、セキセイインコなどの魚や鳥に加えて、神楽や神話をテーマにした繊細で色鮮やかな27点が展示されている。

 本物らしさを追求したスズキなど3点を出品した島谷幸吉会長(77)=松江市横浜町=は「会員それぞれの個性があふれる作品がそろった。ぜひ見に来てほしい」と話した。

 土、日曜日を除き、午前9時から午後3時まで展示している。 (黒沢悠太)