7月28~30日に三重県四日市市で開かれた全国少年少女レスリング選手権大会で加茂B&Gレスリングクラブ(雲南市加茂町宇治)の吾郷綺咲(あやさ)さん(12)=女子6年53キロ級=、持田光紀君(10)=男子4年42キロ級=が優勝した。吾郷さんは2連覇、持田君は初優勝。このほど雲南市役所を訪れ、石飛厚志市長に結果を報告し、さらなる成長を誓った。
小学3~6年の男女、体重別の階級に分かれてトーナメント方式で競った。
吾郷さんは決勝で和歌山県の選手と対戦。先手を取られたものの冷静に1点を取り返し、寝技に持ち込み4-2で勝利した。「小学校最後の夏の大会で優勝できてうれしい」と話した。
持田君の相手は昨年決勝で敗れた香川県の選手。「絶対勝ってやる」と強い気持ちで臨み、相手のミスを突いてバックに回るなどして得点。終始リードを保ち、頂点に立った。2連覇を目指して「一つ一つの技を完璧にする」と誓った。
石飛市長は「将来に向けて夢が広がったと思う」と今後の活躍に期待した。
大会では2人のほか、男子5年39キロ級で松原圭亮君(リアン)、女子6年58キロ超級で名越夏芽さん(隠岐島前ジュニア)が、それぞれ3位に入賞した。(山本泰平)