5、6日に開催された松江水郷祭花火大会の有料観覧席について松江市の上定昭仁市長が29日、チケットの売り上げは7割弱にとどまったと明らかにした。価格設定など改善点を整理した上で、来年度以降の開催に生かす考えを示した。
松江水郷祭推進会議(会長・田部長右衛門松江商工会議所会頭)が主催し、各日1万3千席(計2万6千席)の有料観覧席(5500円~)を設置。上定市長は、固定席は完売に近く、指定エリア内で自由に座る「ブロック席」が売れ残ったとし「指定席なのにブロックの中は自由で、中途半端だった」と述べた。
(片山皓平)