大山は「ヤバい」-。2014年秋、鳥取県大山町を初めて訪れた佐々木正志さん(35)は、風景のあまりの美しさにそう思った。冠雪した白い山頂と麓の紅葉の取り合わせが見事で、振り向くと青い日本海が広がる光景は衝撃的だった。すぐに移住を決め、同町門前で暮らす。
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一面の芝畑で「泊まる」と「芝生」をかけたグランピング「トマシバ」を始め、町を題材にしたボードゲーム「フォトマトペ大山」を制作するなど、独自の切り口で町の魅力や住民の多様な暮らしを情報発信する。
18年に起業して...