主役気分を楽しんで-。砂漠のシーンが描かれる放映中のTBS系テレビドラマ「VIVANT(ヴィヴァン)」にあやかり、鳥取県が鳥取砂丘(鳥取市)で再現した写真をホームページの特設サイトで紹介している。担当する広報課の長谷真治主事は「ドラマの世界に入り込んだ気分になれるはず」と話し、砂丘で実体験することを勧める。
【写真特集】まるで「VIVANT」の主人公? 鳥取砂丘で再現写真
モンゴルで撮影された砂漠シーンが鳥取砂丘に似ているのではないかと企画した。1日に県職員がスーツ姿で砂丘を訪れ、映像関係者の演技指導を受けながら主人公になりきって撮影。広大な砂漠を一人さまよったり、砂上でひざまづいたりするシーンを忠実に再現した。
サイトには写真8枚をアップし「砂丘で○○ごっこできますよ!」とPR。砂丘をさまよわないよう撮影スポットの地図も添えた。1日に開設すると注目され、閲覧者数は2週間で約2千人に上るという。
長谷主事は「非日常を砂丘で体感してほしい」と呼びかけ、ドラマを通じ新たな砂丘の魅力が伝わることを期待した。
(福間崇広)