国宝・松江城に程近い島根県庁(松江市殿町)前の一角に、大阪市の不動産会社が建設を計画する分譲マンション(高さ57メートル、19階建て)が計画通り進む見通しとなった。松江市が20日、市景観計画の基準を満たすとの判断を示し、市景観審議会(千代章一郎会長、12人)も了承した。委員からは高層マンションの乱立による景観悪化を指摘する声が上がり、審議会は市に基準の見直しの検討を求める。 (多賀芳文)

 完成すると、...