今夏の豪雨でコースに影響が出て中止となった一畑薬師マラソン大会の替わりに開催されるウオーキングイベント「一畑薬師ウオーク」(29日・出雲市、山陰中央新報社主催)を前に、地元企業などから参加したボランティアが21日、メインとなる一畑薬師(出雲市小境町)の1138段の石段を清掃した。
清掃活動は、島根銀行平田支店(同市平田町)が呼びかけ、同行職員や実行委員会のメンバーら21人が参加した。約1時間半かけて石段の間から生えてきた雑草を手や鎌で慎重に取り除いた。
同支店の飯塚洋道支店長(53)は「きれいな石段を安全に歩いてもらえたらうれしい」と話した。
一畑薬師ウオークは、本堂で祈願した後、午前9時半にスタート。約10キロのコースを巡り、最後に待ち受ける石段を上る。(佐野翔一)