日本には4千~5千種類のキノコが自生し、このうち100種類ほどが食べられている。だが、毒の有無が不明のキノコが多く、見た目による判別も難しいため食中毒が後を絶たない。かつて食用だった「スギヒラタケ」は2004年、摂取者に急性脳症が突如多発した。国は原因不明のまま食べないよう呼びかけてきたが、発生から約20年を経て、静...