商都・米子の本通り商店街のアーケード撤去が始まったのを受け、米子北斗高校(米子市夜見町)の3年生4人が、往時を振り返る写真集の作製に奮闘している。200冊を作り、買い物客でにぎわったかつての姿を若者たちに伝える。

 本通り商店街は米子市中心部の紺屋、四日市、東倉吉の3町にまたがり、約300メートルに約40軒の店舗が連なる。72年に建設されたアーケードの老朽化を受け、今年6月に市本通り商店街振興協議会が撤去工事を始めた。店舗の営業を継続しながら進めており、来年2月に完了する。

 作るのは総合探究部の4人。中高一貫...