山陰両県の企業や団体のトップでつくる「山陰リーダーズ・アイ」の交流会が9日、松江市内のホテルであった。防衛省防衛研究所防衛政策研究室長の高橋杉雄氏(51)を招き、会員50人が国際情勢をテーマに懇談した。

 高橋氏は、ウクライナやパレスチナでの紛争や日本との関係について解説。参加者からは、両地域での紛争終結の見通しや、竹島(島根県隠岐の島町、韓国名・独島(トクト))問題の行方を問う声があった。

 山陰リーダーズ・アイは2012年5月の山陰中央新報創刊130周年の記念事業として発足。今年4月には、山陰両県の経営者ら105人のインタビュー記事を掲載した特集紙面を発行した。