今回のテーマは「子育て中の災害への備え、どうしてる?」です。子どもの年代に合わせた対策が寄せられました。紙面では投稿の一部を紹介し、Sデジ(デジタル版)に全ての投稿を掲載しています。(内容は分かりやすく編集・要約しています)
◇着替えや救急用品持って外出 2歳頃までは、着替え、おやつ、母子手帳など子どもの物を入れたマザーズバッグが非常持ち出し袋でした。外出時は常に、災害時にも持って出るように、家族と共有していました。3歳以上になると、自分で持ち出せるお出かけポーチに替えました。中身はティッシュやハンカチ、マスク、おやつ、ばんそうこう、個人情報のメモなどです。外出時は必ず持って出る癖をつけさせ、緊急に対応できるようにさせています。これとは別に非常持ち出し袋や非常食を準備しています。
◇お菓子があると重宝 わが子は12歳、9歳、7歳。小さい頃から災害グッズは準備していますが、見直さないといけないなと思っています。蓄電池、簡易トイレも準備しています。食料品は災害時でも何とでもなるのでしょうが、生理用品は忘れずに。テレビで、子どもたちの気持ちを落ち着かせるために、お菓子の準備もした方がいいと紹介されていました。ついつい食事になるものばかり思いついてしまいますが、お菓子の存在は大きくて、もし避難所に行った場合には友だちと一緒に食べたり、心を落ち着かせたりできれば、大人も余計な心配をせずに済むのかもしれませんね。(神西湖のほとり)
◇渋滞への備えも大切 災害時に備えての備蓄品や食料、飲料水などは準備していらっしゃると思いますが、私が経験した中で痛感したのは、子ども連れで車の渋滞に遭った際に、さまざまな備えが必要だったということです。今はとても便利になって、コンビニなども多数あり、外出する際に荷物はあまり多く持ちませんが、立ち寄る店もない場所で渋滞した時に飲み物、軽食、おやつなどの携行が助かります。大人は我慢できますが、先の見えない渋滞中には、子ども連れの場合は備え過ぎることはないと思います。(240、50代)
◇通学時は安全な道を 高校3年の息子は、自転車通学をしています。登下校中に災害や事故に遭遇し、いつもの道が通れないとき、違う道が通れるように教えています。中学2年の娘は徒歩通学で、植物やブロック塀が倒れてきそうな所や舗装が悪い道は、避けて歩いています。(やっこ 50代)
◇連絡用にスマートフォン わが家の子どもたちは平日は学校なので、何かあれば学校が対応してくれるはず。放課後や週末は、それぞれ部活で家族がそろう時は夜のみ。なので、学校以外にいる時はスマートフォンを持たせ、緊急時は家族のLINEで連絡を入れるように約束しています。持ち出し用の荷物は家にあるので、取りに帰ることができない場合もあるでしょうが、とにかく自分の命を守ることが一番だと言い聞かせています。
=第3日曜掲載=
次回のテーマは「2023年、わが子の成長を感じた出来事は?」です。この一年の思い出を振り返り、お子さんの成長を最も感じたエピソードを教えてください。次回が今年最後の掲載です。たくさんの投稿をお待ちしています。匿名オッケーですが、できるだけペンネームと年齢(年代)を記してください。
=締め切りは12月10日=
◆担当記者から
2歳半の息子が通う保育所で先日、誕生会があり、誰の誕生日だったのかを尋ねると、お祝いされた5人の友だちの名前をすらすらと教えてくれました。先生の名前やその日の出来事も言えるようになり、会話の幅がぐんと広がりました。
(山口春絵)
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