出雲大社神楽殿の大しめ縄を手がける島根県飯南町大しめなわ創作館(島根県飯南町花栗)で、正月用のしめ飾り作りが本格化している。今年は外部からの注文分を含め、800本を仕上げる予定で、創作館を指定管理する町注連(しめ)縄企業組合の組合員が手際よく作業している。
21日は、組合員5人が1・2メートルの稲わらを3重の輪にし、縁起物のダイダイやウラジロ、ユズリハを取り付けた。菅武志代表理事(73)は「しめ縄を飾って平穏な年を迎えてほしい」と話した。
400本を25日に創作館で売り出す。スーパーのみしまや各店でも25日に販売を始める。
(狩野樹理)