新聞の読み方や活用法をテーマにした授業が21日、米子市彦名町の米子工業高等専門学校であり、4年生41人が記事の基本や新聞を読むこつを学んだ。記事スクラップも体験し、選んだ記事を基に意見を交わした。
学生は一通り紙面に目を通した後、山陰中央新報社の清水由紀子NIE担当の説明を聞き、幅広い情報を一覧できる新聞の特長を確認。見出し、リード(第1段落)、本文からなる記事の構成を理解した。
1面から見出しとリードに目を通す「10分で世の中の動きをつかむ新聞の読み方」を実践し、当日の山陰中央新報を読んで気になった記事をスクラップ。2人1組で記事を交換し、互いが選んだニュースについて感想や意見を述べ合い、考えを深めた。
電気情報工学科4年の河上遥斗さん(19)は「家に新聞はあるのに読んでいないので、もったいないと思った。幅広く記事に目を通すことが大事だと感じた」と話した。