受験生を応援する縦横約1メートルの「合格祈願特大絵馬」が11日、米子空港(境港市佐斐神町)に設置された。空港から受験に向かう高校生のほか、高校受験を控える中学生らも対象。3月14日まで、通常サイズの絵馬に願いを書き入れて投函(とうかん)することができ、「学問の神様」として知られる菅原道真をまつる防府天満宮(山口県防府市)に奉納される。
米子ー羽田便を運航する全日本空輸(ANA)山陰支店の恒例企画で、26回目。1階ロビーに据えられた特大絵馬の前で防府天満宮の神職によるおはらいに続き、米子松蔭高校(米子市二本木)の3年生代表5人が早速、1人ずつ絵馬に「みんなが合格できますように」などと書き入れて投函した。
看護師を目指し既に専門学校への進学が決まっている久代実和(みわ)さん(18)は「友達も毎日頑張っているので、結果に結びついてほしい」と願った。
特大絵馬は鳥取空港(鳥取市湖山町4丁目)でも10日、設置された。
(吉川真人)