被災地支援イベントの運営について話し合う実行委員会のメンバーたち=出雲市小山町、四絡コミュニティセンター
被災地支援イベントの運営について話し合う実行委員会のメンバーたち=出雲市小山町、四絡コミュニティセンター

 能登半島地震の復興支援イベントが28日、出雲市東林木町の鳶巣コミュニティセンターで開かれる。不要品バザーや被災地支援の活動報告を予定し、関係者はバザーへの出品や来場を呼びかける。

 災害復興支援ボランティアに取り組む任意団体「いずもTogether(トゥゲザー)」を中心とする実行委員会が企画した。バザーや募金活動に加え、被害を受けた石川県珠洲市へ赴き支援物資を届けた、出雲市総合ボランティアセンターの石橋健一センター長の活動報告、地元アーティストのライブがある。

 午後0時半から同3時半までで入場無料。バザーの出品は当日正午~午後1時に会場に持ち込んでもらう。食品は未開封の物に限り、単品の食器や使い古した古着は受け付けない。売り上げは全額被災地に寄付する。

 15日夜、市内で実行委員会のメンバーら15人が当日の動きや役割分担を話し合った。「バザーは値段別のコーナーをつくってはどうか」「値段はスタッフで決めるのがよいのでは」などと意見を出し合った。

 いずもTogetherの野津寛延代表(60)は「島根にいながらできることはないかと企画した。関心を持って参加してほしい」と話した。問い合わせは野津代表、電話090(3375)4273。(黒沢悠太)