「働きやすい環境」について社員同士で話し合い、河村社長へ積極的に提案する風通しのいい気風

この広告は2021年12月21日に山陰経済ウイークリーに掲載した記事広告を再掲しています。

 バーク堆肥の製造、廃業物収集運搬業、バイオマス燃料供給などを通じ、長年培った技術で循環型社会構築に貢献する山興緑化(有)(美郷町小松地、河村健司社長)。

 同社が時間単位の年次有給休暇、紙業終業時刻の繰上げ繰下げの両制度を導入したのは、2020年9月。木川裕美総務課長をはじめとする社員から、河村社長へ就業規則の見直しを提案した。

 コロナ禍以前は業務日を利用しての社員旅行や、年に1回、社員と家族で行う植樹後のバーベキューで親睦を深めるなど、中山間地域での社員定着を図るべく、福利厚生面での取り組みを進めてきた同社。両制度の導入に関しても、河村社長の「私からではなく、社員自らが考え行動に移す社内環境を目指したい」という思いとも合致し、トントン拍子で話が進んだ。

 社員45人のうち、山岡美穂さんが初めて制度を利用。「8歳の息子の学童保育に合わせ、30分始業時間を遅らせてもらったり、お迎えがあるときには、時間単位の有休休暇を取ったりしています」。社内「第一号」としては、「社長をはじめ、社員の皆さんが『せっかくの制度なんだから、しっかり役立てて』と背中を押してくださいました。より一層、仕事にも励もうと思います」と、いきいきとした笑顔で語る。

 つい先日、子どもを授かった男性社員に対しても、「もちろん、仕事と育児の両立を」と河村社長。さらに、社員構成が男性41人に対し女性4人にとどまる現状を踏まえ「今後は事務職だけでなく、現場作業で働く女性の就業も増やしたい」と続け、制度を活用しながら、山間の町での雇用の場として存在感を高める考えだ。


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