
この広告は2022年1月11日に山陰経済ウイークリーに掲載した記事広告を再掲しています。
オール電化や太陽光発電、リフォームを中心に販売と施工を手掛ける、社員数11人の(株)高宮電気(松江市東津田町、高宮智仁代表取締役社長)。
今回の時間単位の年次有給休暇・始業終業時間の繰上げ繰下げの両制度導入による奨励金申請は、専務の高宮和美さんが担当した。遠方から通う社員に第二子が生まれる報告を受け、勤務体制を検討していたタイミングで、商工会議所の会報誌に奨励金の案内が入ったという。
「自身に看護師経験もあり、社員の健康管理や福利厚生には人一倍の思いがある。新生児を迎える社員を何とかサポートしたかったが、行政からこうした“提案”があったことで、子育て支援のため就業規則を変えて対応する発想ができた」
きっかけとなった社員の坂本拓哉さんは共働きの妻と6歳の長男、1歳の長女、妻の両親の6人家族。
「米子市内の自宅から通勤時間は最短で40分。保育所の開所は7時半からで、始業の8時には間に合わず、始業時間を繰下げ、時差出勤できて助かっている。子どもの送迎時には、友達と仲良く遊ぶ様子も見られ、安心できる」
妻の出産時には会社から勧められ5日間の育児休業も取得。「この業界で取らせてもらえると思っていなかった」と振り返り、家庭に与えた影響は大きいと話す。
「積極的に子どもの世話や料理をしていると、上の子も真似してくれるように。妻はもちろん妻の両親も嬉しそうで、家族の会話が楽しい」。この春には三人目も誕生予定でますます賑やかになりそうだが、会社側のフォロー体制を信頼している。
奨励金の手続きは、多くの助成金申請に比べ分かりやすかったという高宮さん。「フレックス勤務などが難しい現場作業中心の業界。子育て世帯への支援への理解もこれからだと感じるが、1社ずつでもリードを取り、全体の意識を変えていけたら」と話した。
奨励金の申請に関する詳細はこちらから
山陰経済ウイークリーに掲載した広告はこちらから(2022年1月11日)
【お問い合わせ 】
島根県女性活躍推進課
TEL:0852-22-5245
制度の詳細は県のホームページからもご確認いただけます
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