今回のテーマは「育児の分担、どうしてる?」です。夫婦でうまく分担しているという意見が多くありました。紙面では紹介しきれなかった全ての投稿を掲載しています。(内容は分かりやすく編集・要約しています)

 1、第一子が生まれたばかり。夫は育休をとってくれました。寝かしつけは授乳に合わせて3時間おきに交代をしています。家事もできるほうができるときにやる方法。授乳以外は夫もできると助産師さんから伺い、夫婦ともに一通りのことができるよう一緒に相談し、悩みながらやっています。近くに住む両親にも助けを借りながらですが、出産前にイメージしていた産後は大変…というマイナスばかりではなく、協力し合って子育てできることが幸せで心強いです。私の話をいつも聞いて助けてくれてありがとうと夫に感謝しています。(米、30代)
 

子どもの相手をしながら洗濯物をたたむ母親。家事育児の負担はまだまだ母親に偏りがちだ(資料)

 2、子育て中は、本当に大変でした。当時、夫はとても仕事が忙しく、平日も休日も、朝から夜遅くまで留守でした。専業主婦の私は、24時間2人の子どもと過ごすのが当たり前の日々でした。何をするのも大変でした。全てのことを子どもの様子を見ながらで、食事も、トイレも、お風呂も、どれも子どもと一緒なので、当時の望みは、何でも1人で、というものでした。とりわけお風呂は、2人の子どもを入れ、上がってからは、裸で走り回る子どもたちを自分も裸で追いかけて、パジャマを着せて…とても人さまには見せられない姿でした。当時は毎日ドタバタで、少しも余裕はありませんでしたが、今ではほほ笑ましい思い出です。まっただ中のパパ&ママには、永遠に終わらないように思えるかもしれませんが、必ずいい思い出だと思える日は来ます。大丈夫ですよ。(240、50代)

 3、核家族のわが家は、家事育児、夫婦どちらも同じようにやっています。子どもが生まれて一年くらいは、夫が稼ぐのを支えるのが自分の役目だと家事育児頑張っていましたが、限界と違和感を覚え…。子どもを授かった時から一緒に子育てしたいという思いはあったので、何回か話し合いをしながら今の形になりました!時間が空いた方ができることをする、できないことを相手がしてくれることに感謝しながら、支え合って子育てしていきたいなと思ってます。育児は女性主体な家庭が多い中、一歩踏み込んで子育てに向き合ってくれる夫に感謝です。(黒猫、30代)

 4、わが家では育児は私(母)担当、家事は夫(父)担当と緩く分業しています。園や習い事への送迎、お風呂や寝かしつけは私が担当し、料理や洗濯、掃除などを夫が担当するといった具合です。仕事のスケジュールや個人の得意不得意を踏まえての分業ですが、私は家事のことを考えず育児に集中できるのでストレスなく過ごせています。(あやたろう、30代)

おもちゃ王国に行ったよ! あゆちゃん(左)、みゆちゃん(右)姉妹(読者提供)


 5、母の勤務地が遠いため、朝は父、夜は母が子どもの世話をしています。新聞を読むことが家族の日課です。父子で朝食後記事を読んだりお絵描きをしていたりして、母は帰宅後改めて読むと、朝は紙面になかったイラストなどがあり、そこに2人の姿が立ち上り温かい気持ちになります。近くに頼る親や親戚がいない中、何とかやりくりしています。父ちゃん、いつもありがとう。(カワウソのうた、40代)

 6、核家族、未就学児が2人います。わが家は上手に分担できているかなと思います。ただ、父親が参加しやすい仕組み作りは必要です。保育所は父親が送迎しやすい所を選び、父親が担当しています。習い事も父親担当です。母親はマルチにやっています。そしてこの度、父親は育児休業を約1カ月半取得し、上の子(年中)の相手や赤ちゃんのお世話、家事全般をこなしています。一つ失敗だったのが、寝かしつけの分担です。上の子の寝かしつけを母親がほぼしていたため、寝る前は母親の取り合いです。代替が効くように工夫して分担をしていきたいです。(かか&とと、30代)

 7、昭和54年からの育児は、祖父母と同居ではなく、別居生活のワンオペ。女性の仕事はお勤めを辞めて、育児と主人のお世話(笑)まだまだ、共同参画とは程遠い時代でした。主人は何もしない時代でした(うちだけ?)。でも自分なりに実母や義母に相談しながらの子育て。24時間子どもを脇に抱えて大変だったけど、今思えば一生に4年間くらいの短い時間を楽しませてもらったと思います。子どもは3人いますが、それぞれで、2世帯の孫と、近くにいる孫はババの私がお手伝い、県外の孫はママが育休のまま休職して子どもをワンオペで育てています。パパのお休みの時は進んで、協力しているようで、帰省中に見る姿は、上手に育児をしています。今の男子は育児もママと共有?しているようで頼もしい! あの頃のうちの旦那に爪のあかなめさせたい(笑)(ハナミズキ、60代)

 8、7歳、5歳を育てる私は夜勤をしています。私がいない日は、夫が迎えや宿題の答え合わせ、夕飯の支度や入浴を全て担っていますがにぎやかそうです。私からはあれもこれも!と要望しません。野菜がない茶色メニューでも冷凍食品でもオッケー! 洗濯してなくてもオッケー! そんな日もあるよねってことで、私の休日に感謝も込めて家事に育児に取り組んでいるつもりです。ギチギチに締め付けると私もしんどいので、夫には夫の、私には私のペースで緩く過ごしています。ぼちぼちでいいですね!(のんきーもんきー、30代)

手をつなぐ親子。子育てには協力が求められる(資料)


 9、私は、結婚したときから夫の父母と一緒に暮らしています。そのため、保育所の送迎をよくしてもらいました。おじいさんは、孫のマッサージをしたり、家族をいやしてくれます。洗濯物を干したり、たたんだりもしてくれます。おばあさんは、買い物・会計・調理・掃除をしてくれます。孫の宿題をみてくれたり、習い事の送迎もしてくれました。夫は、子どもと遊んだり、地区の役員をしています。私は、学校関係のことをしたり、塾の送迎・掃除・洗濯・週末の調理をしています。私は、家族に「仕事に行かせていただき、ありがとうございます」と出発時・帰宅時に言っています。(やっこ、50代)

 10、わが家は、夫の仕事が多忙すぎて、分担といえるほどの分担はできていません! 唯一、朝の保育園への送りだけは担当してくれていますが、朝早くから仕事がある日や、泊まりがけの仕事のことも多く、その際は私が代打に。不公平感がありますが、仕事が大変なのも分かるので、もっと役割担ってよ!とは言いづらい面があります…。(おもち)

 11、うちの夫は、ダイナミックに体を動かす遊びや、電車に乗るなど遠くへのお出かけは、すべて担当してくれています。逆に工作やクッキング、お絵描きといったインドアの遊びは私が担当です。父と母で得意なことや好きなことが違うので、遊びに幅をもたせることができて子どもたちは喜んでいます!(しらたま)

 12、夫が帰るのは子どもたちが寝静まってから。つまり、保育園のお迎えから夕食、入浴、歯磨き、寝かしつけまで、全て私がやるしかありません。その代わり、夕食の片付けや皿洗い、洗濯は夫が夜な夜なやってくれます。育児の分担はできない分、家事を多めに担ってもらってバランスを取っています。(きなこ)

 

次回テーマ 子どもの朝ご飯、どうしてる?

 次回のテーマは「子どもの朝ご飯、どうしてる?」です。朝食は大切だと分かっていても、出勤の準備や子どもの着替えなど慌ただしい中で何を食べさせようかと悩む人は多いと思います。皆さんの朝の様子を教えてください。匿名オッケーですが、できるだけペンネームと年齢(年代)を記してください。
 

担当記者から

 5歳の息子と1歳の娘がいます。まだ食べられるものに差があるので、朝にそれぞれ何を食べさせたらいいか悩ましいです。なるべく無理なく一工夫できればいいなと感じながら過ごしています。皆さんの家ではどうしていますか。(吉田真人)
 =締め切りは2月11日=
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