戦国の世を生き抜いて江戸幕府を開いた徳川家康(1542~1616年)がいかに石見銀山を重視していたかを、東京大史料編纂(へんさん)所の本郷和人教授(63)が21日、松江市内で語った。家康に仕えた石見銀山奉行・大久保長安(1545~1613年)の動きを踏まえ、奥深い銀山の魅力を紹介した。

 本郷教授はNHK大河ドラマ「平清盛」の時代考証を務め、明解な解説に定評がある。

 本郷教授は、...