5色の特急やくもが勢ぞろい―。JR西日本は新型やくもの運行開始に合わせ、4月7、8の両日、復刻版カラーと新型を合わせた全5色を同時に見られる見学ツアーを開く。同6日に運行が始まる新型やくもに加え、JR西のリバイバル企画で運行している国鉄色などの歴代カラーの車両を一堂に見学できるのは初めて。
JR西は、やくもの運転開始50年を迎えた2022年から、歴代の381系デザインを順次復刻。旧国鉄時代のクリーム色、紫色の「スーパーやくも色」(1994~2006年)、「緑やくも色」(1997~2011年)、「ゆったりやくも色」(07年~)が伯備線や山陰線を走る。

4月6日からは273系新型やくもが運行を始める。
ツアーは、スマートフォンで経路検索や電子チケットの購入ができる観光ナビアプリ「tabiwa(タビワ)」が2月6日から、山陰地区にサービスが拡大するのを記念した企画。募集人数は200人の予定で、参加者は7日に国鉄色の臨時列車で出雲市に入り、8日にJR西日本後藤総合車両所出雲支所で見学する。
申し込み方法などの詳細は、2月下旬以降にtabiwaなどで公表する。
(古瀬弘治)
[関連記事]
・特急やくも 6月15日以降は全便新型 JR西、段階的に投入