娯楽劇から戦争ドラマまでを手がけた米子市出身の映画監督、故岡本喜八さん(1924~2005年)が生誕100周年を迎える。誕生日に当たる17日と翌18日の2日間は地元で生誕記念の顕彰イベントが開かれる。代表作2本のオリジナルフィルム上映や、岡本監督が愛したジャズのライブ演奏で、作品の魅力と人柄を振り返る。
 

    岡本喜八さん(岡本喜八顕彰事業実行委員会提供)


 岡本監督は、西部劇の要素を取り入れた初期の戦争アクション映画「独立愚連隊(ぐれんたい)」や、終戦時の軍部と閣僚の対立を緊迫したタッチで描く大作「日本のいちばん長い日...