20日午前7時10分ごろ、出雲市多伎町のJR山陰線江南-小田間で、特急列車の運転士が線路内に倒れかかっている竹を見つけた。ブレーキをかけたが、間に合わず、竹に接触して停車した。乗客乗員約40人にけがはなかった。撤去作業のため、出雲市-大田市間で1時間半、運転を見合わせた。

 JR西日本中国統括本部によると、特急2本が部分運休し、普通4本が最大1時間40分遅れ、約150人に影響した。倒れた竹は計3本だった。