浜田市が浜田郷土資料館と石見神楽伝承館の複合施設「神楽・歴史施設」整備に向けたコンサルタント費用について、2024年度当初予算案への計上を見送った。資料館と神楽館の唐突な複合化や、目的を定めずに購入方針を決めたはずの三桜酒造跡地が突如、建設候補地として浮上し、議会側の反発を招いたのが原因だ。建設を急ぐ市の姿勢からは拙速さが否めない。「そもそもなぜ施設が必要か」との原点に立ち返るべきだ。
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