トヨタ自動車などの大手自動車メーカーの労働組合が2月14日、賃上げの要求書を経営側に提出し、2024年の春季労使交渉(春闘)が本格化した。物価高が続く中、トヨタ、ホンダ、日産自動車、マツダ、スズキ、スバルの各労組はボーナスを含めて過去最高の要求をしている。  同21日にはホンダとマツダの経営側が早くも満額回答し、賃上げ交渉の早期妥結に弾みをつけた。  日本の平均賃金が国際的に見劣りし...