賞状と記念品を受け取った後藤健課長=松江市朝日町、松江エクセルホテル東急
賞状と記念品を受け取った後藤健課長=松江市朝日町、松江エクセルホテル東急

 「山陰広告賞2021」の表彰式が28日、松江市朝日町の松江エクセルホテル東急であり、大賞に輝いた「『早く会いたいけん、今は帰らんでいいけんね。』『早く会いたいけぇ、今は帰らんでいいけぇね。』」(広告主・島根県、制作社・山陰中央新報社、Birdman島根支社=旧エードット島根支社)と各部門金賞の受賞作品7点が表彰された。

 山陰広告賞は、山陰広告協会(会長・松尾倫男山陰中央新報社社長)が地域の広告の発展と振興を目的に毎年開く。今回は新聞・雑誌やテレビCMなど7部門に162点の応募があった。

 式には広告主や制作会社の関係者ら41人が出席。松尾会長が「クリエーティブの面白さや力強い世界観を持った広告が新しい世界を切り開くのではないかと期待している」とあいさつした。

 大賞広告主として賞状と記念品を受け取った島根県の後藤健広聴広報課長は「正確さや分かりやすさだけでなく、受け手の側に刺さり、寄り添う広告作りに励みたい」と述べた。 (佐貫公哉)