ー 脱炭素社会の推進が求められています

政府は2050年までに温室効果ガス排出量実質ゼロを目標にしており、エネルギーを扱う当社は、率先して取り組むべきだと考えています。

出雲市が掲げている「ゼロカーボンシティ」の取り組みも後押しします。

当社は、事務所で使う都市ガスの消費分を年間90トン削減を目指します。 


ー エネルギー業界は大きな転換期を迎えています。

小売自由化で競争が激化していますが、サービスの自由度が高くなりました。

現在はガスに加え、電気やリフォームなど豊富なサービスメニューを展開しています。電気とガスの双方の利点を生かし、お客さまの生活スタイルにあった提案をしていきます。

また、デジタル化に力を入れており、交流サイト(SNS)による省エネ術の配信や、会員サイトを使ったポイントサービスを実施しています。

オール電化の家庭など、ガス未契約世帯との接点をいかに増やすかが鍵になります。

 

ー 新事業「見守りスマートホーム」を始めてから1年が経過しました。

一人暮らしの高齢者や、留守番をする子どもがいる世帯を対象に、スマホで遠隔操作して家から離れた場所から生活を見守るサービスです。

ペットがいる世帯からも需要があることや、見守られる側のプライバシーの問題解決など課題も見えてきました。

改善を重ね、安全に、快適に過ごしていただけるサービスを目指します。
 

ー 災害対策も大きな課題となっています。

1月に能登半島地震が発生し、日本海側の島根も人ごとではないと痛感しました。

都市ガス事業者は災害発生時、連携計画の下で全国の事業者による応援体制を構築しており、山陰両県のガス会社と毎年訓練を実施しています。

小さなミスが大きな事故につながります。支援者の受け入れ体制強化や、復旧活動の手順の見直しなどを通じて、全社員の緊急時の対応力向上を図っていきます。
 

 

 

私たちは創業以来、お客さまの豊かな暮らしや産業の発展を支え、地域と共に歩んできました。その原動力は「責任感」をもってやりとげる社員の「行動力」でした。

そして今、エネルギーの新たな時代がスタートしています。「挑戦を惜しまない熱意」 に期待します。 


森山恵介=島根県出雲市出身(39歳)2019年に現職に就任。

趣味は、旅行とゴルフです。

休日はゴルフでリフレッシュするか、子供を連れて、行ったことのない場所に旅行に行くのが楽しみです。

出雲ガス(株)HP