記者が取材で訪れたスタジアムの魅力に迫る「B1アリーナめぐり」。第2回は、3月30、31の両日に島根スサノオマジックと対戦したB1昇格組の長崎ヴェルカ(西地区)のホーム「長崎県立総合体育館」を紹介する。

屋根がカブトガニに似ているという長崎県立総合体育館

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 JR長崎駅から車で約10分。体育館の屋根がカブトガニに似ていることから「アリーナかぶとがに」の愛称で親しまれている。施設内には研修室や会議室などもあり、地球科学や天文学を扱う長崎市科学館に隣接している。

会場の外には、ファンが応援メッセージを寄せ書きする巨大バスケットボールが設置されていた

 体育館のメインアリーナでは、クラブのマスコットキャラクター「LUCA」がお出迎え。試合開始前には最前列のファンたちとゆっくり交流していた。同じコートでは、アジア・カップ予選日本代表として活躍した馬場雄大選手がウオーミングアップをしており、スター選手を間近で見ることができたうれしさをかみしめた。...