バスケットボール男子Bリーグ1部(B1)の島根スサノオマジックは10日、西地区4位の広島ドラゴンフライズと対戦し、70―61で快勝した。チャンピオンシップ(CS)出場に向け、勝つと負けるで、天と地ほどの差がある大一番を制し、西地区3位を維持した。

 広島戦の勝因と、13、14日の琉球戦の見どころを解説する。(編集局・舟越幹洋)

シュートを決める安藤誓哉

 10日の広島戦はCS出場には負けられない一戦だった。勝てば西地区3位を維持し、CS出場を争う広島をリードできる。しかし、もし負ければ西地区4位に落ち、CS出場争いの中でもかなり後退してしまう。レギュラーシーズン後半になり、どの試合も重要だが、CS出場を争うチームとの直接対決は生き残りをかけたサバイバルゲームだ。

安藤、津山が気迫のプレー
 

 「ビュフォード欠場か。今日は本当に厳しいゲームになるなぁ」。多くのファンはそう思ったのではないか。広島は4連勝と波に乗っている。...