浜田市国分町の島根県立石見海浜公園で14日、春の公園を楽しんでもらうイベント「遊春祭」があった。家族連れらが弁当を食べたり、バーベキューをしたりして爽やかな海辺の自然を満喫した。
公園は人気の海水浴場として夏場に大勢が訪れる。イベントは、公園内にテニスコートやキャンプ場、散策コースがあることを知ってもらい、夏以外にも訪れる人を増やそうと指定管理者のISP(浜田市久代町)が初めて企画した。
浜田、江津両市の飲食5店が事前予約と当日分で計80食の弁当を販売したほか、お茶や団子、むすびなどの出店も並び、買い求めた来場者は青い海と空の景色と一緒に味わった。
この日は通常は有料のキャンプ場やケビン村を無料開放し、拾い集めた貝殻を使ったフレーム作りの体験もあった。
子ども3人を連れ、久しぶりに訪れた浜田市高田町の三島智代さん(35)は「子どもが少し大きくなったのでキャンプに挑戦したい」と笑顔で話した。
(吉田雅史)