バスケットボール男子Bリーグ1部(B1)の島根スサノオマジックが20日、アウェーのドルフィンズアリーナで第56戦に臨み、名古屋ダイヤモンドドルフィンズ(西地区)に63-93で敗れた。2連敗で通算32勝24敗。ワイルドカードの順位は3位に落ち、チャンピオンシップ(CS)出場圏内から外れた。

 この試合で西地区2位・名古屋DがCS出場を決めたため、島根がCSに進出するにはワイルドカードで2位以内に入るしかなくなった。

 島根は大黒柱のペリン・ビュフォードが前半無得点、試合を通して11得点に抑えられた。安藤誓哉が両チーム最多の22得点を挙げた一方、序盤から名古屋Dの猛攻に苦しめられ、前半に24点のリードを奪われると、そのまま押し切られた。

 第57、58戦は27、28の両日、ホームの松江市総合体育館で広島ドラゴンフライズ(西地区)と対戦する。

(清山遼太)

 ◇第56戦(20日・ドルフィンズアリーナ、5389人)
名古屋D 93 23-11 63 島  根
37勝19敗  26―14  32勝24敗
        20―21
        24―17

 【評】島根は24点リードされた前半で主導権を握られ、一度もリードを奪えないまま完敗した。

 前半の明暗を分けたのは...