中国地方最高峰・大山(標高1729メートル)に春が来た。ダイセンミツバツツジやイワカガミ、ヤマブキの花が咲き始めた。最新の様子を大山プロガイド協会にリポートしてもらう。
 

南光河原の登山口=2024年4月26日(大山プロガイド協会提供)

 

1合目の新緑=2024年4月26日(大山プロガイド協会提供)

 

 

 

6合目避難小屋=2024年4月26日(大山プロガイド協会提供)

 

 

7合目上付近=2024年4月26日(大山プロガイド協会提供)

 

 

標高1500m下の残雪=2024年4月26日(大山プロガイド協会提供)

 

 

草鳴社ケルン付近=2024年4月26日(大山プロガイド協会提供)

 

 

8合目=2024年4月26日(大山プロガイド協会提供)

 

 

9合目=2024年4月26日(大山プロガイド協会提供)

 

 

ダイセンミツバツツジ=2024年4月26日(大山プロガイド協会提供)

 

 

ヤマブキ=2024年4月26日(大山プロガイド協会提供)

 

 

ショウジョウバカマ=2024年4月26日(大山プロガイド協会提供)

 

 

イワカガミ=2024年4月26日(大山プロガイド協会提供)

 

 

ミヤマカタバミ=2024年4月26日(大山プロガイド協会提供)

 

◆撮影メモ◆(2024年4月26日)

午前8時の大山寺の天候 晴れ 気温17℃ 無風
午前11時の山頂の天候 晴れ 気温10℃ 微風

◆リポート◆

登山口の大山寺付近ではヤマブキを始めとして、色々なお花が咲き始めました。

1合目を過ぎてからのイワカガミも開きかけています。ダイセンミツバツツジも2合目辺りから開き始め、これから徐々に6合目の上付近まで順次咲き始めます。

6合目付近から上のヤマヤナギも花芽が開きかけています。山頂台地の足元を良く見ながら歩くとダイセンキスミレが咲いています。

一番気になる残雪ですが、標高1500mの下に少し残るだけで、谷筋を除いて登山道では全て消えました。

ただ山頂では風に吹かれると体感温度がひと桁になる日がありますので晴れていてもアウターはお持ちください。

今の時期は雨具を持っていると防寒具の代用品になります。

【大山周辺のお花状況】

●伯州山 イワウチワはほぼ終わりですが、まだ少し残っています。

●船通山 カタクリがこれから満開です。奥大山の擬宝珠山、毛無山もこれから満開ですが、晴れていないと花が開きませんので注意してください。

●森林公園 ミズバショウがこれから満開になりますので見頃です。

●三徳山 シャクナゲがかなり開いてきました。

●下蒜山 カタクリが満開です。

主な山の情報ですが、標高1200m辺りまではお花が見頃になっています。さわやかな風が吹く時期ですので、のんびりとお花を見ながら登山するには一番いい時だと思います。