完成したこいのぼりに目玉を描く子ども=浜田市野原町、市世界こども美術館
完成したこいのぼりに目玉を描く子ども=浜田市野原町、市世界こども美術館

 布のこいのぼりに色や模様を描く工作教室が5日、浜田市野原町の市世界こども美術館であり、親子連れが個性豊かな作品を仕上げた。

 こいのぼりの形をした縦20センチ、横40センチの7種類の布から1枚選び、マスキングテープを切り貼りしてうろこや背びれを作った。アクリル絵の具をむらなく塗ってテープを剥がすと、模様が白く浮き出る仕組み。参加者は、1時間かけて花柄やまだら模様といった思い思いの図柄の作品を仕上げた。

 赤地に三角のうろこのこいのぼりを作った兵庫県の小学2年の門田莉音さん(7)は「模様は簡単にできて楽しかった」と話した。

 工作教室は同美術館が土日や祝日に開く「ホリデー創作活動」の一環。参加費500円で、6日も午後1時からある。(中村成美)