外来利用者の血圧を測定する看護師(左)=浜田市浅井町、浜田医療センター
外来利用者の血圧を測定する看護師(左)=浜田市浅井町、浜田医療センター

 【浜田】浜田市浅井町、浜田医療センターで16日、看護週間(12~18日)に合わせ、外来利用者の健康相談イベントを開いた。

 同センターが看護職を身近に感じてもらおうとこの時期に毎年開く。

 1階の玄関ホールに健康相談や血圧測定を無料で受けることができるブースを設置した。高齢者が多く血圧測定では看護師が「良い数値ですね」「家でも測っていますか」などと声をかけて健康状態をチェックしていた。また、人生の最終段階の医療やケアを事前に家族らと話し合う「アドバンス・ケア・プランニング」の紹介冊子も手渡し、自分らしい生き方を考える大切さを伝えた。

 業務内容を簡潔にまとめた職員の顔写真付きポスターも展示した。津田ひとみ看護部長(55)は「看護の仕事により親しんでもらえた。利用者の方には日頃から健康管理に気を配ってほしい」と話した。

 看護週間は近代看護の礎を築いたナイチンゲールの誕生日の12日に合わせて制定された。(宮廻裕樹)