【大田】音楽人口の拡大につなげようと、音楽イベント「一夜かぎりのJAZZ CLUB」がこのほど、大田市大田町の市民会館であり、軽快な生演奏で観客100人を魅了した。
市内で音楽教室を主宰する大畑茂樹さん(67)らでつくるバンドが企画、出演し今年で8回目。昨年に続きアツタ楽器(出雲市渡橋町)会長で、トランペット奏者の熱田修二さん(72)をゲストに招いた。
選曲は落ち着いた曲調や速いテンポで奏でる曲などさまざまで、テレビCMやラジオ番組のテーマ曲に使われている「ビタースイート・サンバ」、演奏途中に掛け声が入ることでおなじみの「テキーラ」など計14曲を披露。会場からは自然と手拍子が沸き起こり、出演者と観客が一体の舞台を楽しんだ。
来場した大田市大田町の医師、楫野恭久さん(74)は「生演奏のジャズを聞く機会は少なく、素晴らしい演奏だった」と話した。(勝部浩文)