昭和レトロな品々を見る来場者=松江市玉湯町玉造、出雲玉作資料館
昭和レトロな品々を見る来場者=松江市玉湯町玉造、出雲玉作資料館

 【松江】松江市玉湯町玉造、出雲玉作資料館で昭和30~40年代の生活雑貨やおもちゃなどを展示するロビー展が開かれ、懐かしい昭和レトロな約300点が来場者を楽しませている。29日まで。入場無料。

 昭和に関わるさまざまな品物をコレクションする松江市玉湯町玉造の会社員、伊野哲也さん(51)が開いた。

 実際に使われた黒ミシンや青い羽根がついた扇風機、赤い公衆電話といった生活雑貨、ホーロー製の蚊取り線香の看板など色鮮やかな品がずらりと並ぶ。

 人気のテレビ番組、ウルトラマンの怪獣フィギュアのほか、安来市の左官職人が50周年を記念してセメントで制作した約80センチのゴジラは迫力がある。

 夫婦で来場した浜松市中区高丘北3丁目、永田史江さん(67)は「家で本当に使っていたものもあり、昔に戻ったような懐かしさを感じた」と話した。

 午前9時~午後4時半。月曜休館。(林李奈)