出雲市内の花卉(かき)生産者が13日、父の日(16日)を前に花卉をPRする「父の日に花束を贈ろう」プロジェクトの一環で、出雲市今市町の市役所を訪れ、飯塚俊之市長に花束を贈った。
出雲、平田、斐川各地域の生産者でつくる3部会の部会長らが訪れ、バラやヒマワリなどの花束3束を贈った。JAしまね出雲花卉部会の前島信行部会長(65)は「父の日に花を贈ってみてほしい」と購入を呼びかけた。
一部地域では、新型コロナウイルス禍の影響で販売額が8割程度まで落ち込む年度もあった。回復傾向にあるが、冠婚葬祭の簡素化などにより、業務用需要が伸び悩んでいるという。
地元での消費拡大につなげようと、JAしまね出雲花卉部会は16日、ラピタ本店(出雲市今市町)で、バラやアスターなどの花を1本100円で販売するイベントを開く。
(片山皓平)