【出雲】短期ホームステイ交流で出雲市を訪れた姉妹都市、米国・サンタクララ市の高校生5人がこのほど、稗原小学校(出雲市稗原町)を訪問し、全校児童55人と交流した。
高校生は5年生と6年生の英語の授業に参加した。高校生は自己紹介の後、児童のグループに入り「好きな食べ物は?」「趣味は?」などと英語で伝え合った。最初は緊張した児童もいたが、身ぶり手ぶりも使って伝え、少しずつ打ち解けていた。
授業の後、高校生は給食を全校児童と食べて交流した。児童たちは休み時間も高校生に積極的に英語で話しかけていた。
6年生の鐘推琉杜(かねつき・りゅうと)さん(11)は「緊張したけど、だんだんと話ができるようになり楽しかった。もっと英語を勉強してみたい」と笑顔だった。
サンタクララ市の高校生、マリヤム・ラドゥワンさん(18)は「みんな一生懸命私たちの英語を理解しようとしてくれた」と話した。
隣接する稗原幼稚園や藍染め工場の長田染工場(出雲市大津町)も見学で訪れた。(黒沢悠太)