松江市内の公民館やショッピングセンターなどで年数回開かれる人気イベント「プラレールまつり」。毎回、親子連れでにぎわい、店舗や地域の集客につながっている。私財や休日の時間を使って毎回企画するのは「松江プラレールの会」の代表・青木豊さん(45)=松江市淞北台=だ。いじめに遭ってつらい日々を過ごしていたときに鉄道が癒やしてくれた過去を思い起こし、鉄道による社会貢献を続ける。
松江プラレールの会は2017年に設立。青木さんは自身で買い集めたり、知人から譲り受けたりしたプラレールを使い、同年10月にカラコロ広場(松江市末次本町)で初の交流会を開催した。
以来、市内の公民館、商業施設を会場に年3~4回実施する。20メートルの大型コースと約50種類の車両を用意し、毎回約100人の来場者を集める人気イベントに...












