松江市西川津町、JAしまねくにびき地区本部教育文化センターSan・San館で26日、NPO法人フードバンクしまねあったか元気便への米の贈呈式があった。3団体から松江市産の米計713キロが贈られた。
フードバンクしまねの活動は7年前に始まり、松江市内で小中学生の子どもがいる生活困窮世帯に食品を無償で提供する。
提供する米やレトルト食品などはフードドライブや企業、団体から募り、年4回届ける。
利用者は増え、現在は約600世帯。米は1回当たり5トン、年に20トンが必要になる。7月配布分の米が不足し、JAしまねくにびき地区本部に協力を依頼。松江市農政会議、JAしまねくにびき青年連盟が協力した。
フードバンクしまねの春日邦宣理事長(80)は「今年は特に米が不足していたが、7月配布分のめどは立った。協力で勇気づけられた」と感謝した。8月配布分がまだ3トン不足し、協力を呼びかけている。
(小豆沢颯太)













