屋内でミニドローンを飛ばす大会が29日、江津市有福温泉町の有福温泉地域コミュニティ交流センターで開かれた。参加者14人がコントローラーで動かし、的に見立てた風船に機体を当てて割るゲームを楽しみながら、交流を深めた。
大会は、住民団体の有福温泉町まちづくり協議会が地域外の参加者を初めて募る形で開催した。
参加者は、制限時間3分の1対1のトーナメント方式で、2メートル先に置かれた風船に、プラスチック製の機体を当てさせ、割った数を競った。
江津市波子町の松浦良仁さん(75)は「操作は難しいが楽しく挑めた。また大会に参加したい」と話し、まちづくり協議会の伊藤康則副会長(65)は「年齢を問わず引き寄せる魅力がある。『ドローンのまち有福』として広く知ってもらい、地域に足を運ぶきっかけづくりとして続けたい」と話した。
ドローン飛行は屋外では航空法で規制されるが、屋内は適用外。登録や免許がない初心者でも自由に飛ばすことができる。(村上栄太郎)













