新聞を生かした教育に取り組む鳥取県NIE推進協議会(会長・加藤博和広島経済大准教授)の2024年度総会が8日、鳥取市富安2丁目の新日本海新聞社であった。実践指定校に新たに選ばれた青翔開智中学・高校(鳥取市)、継続の義方小学校(米子市)と鳥取中央育英高校(北栄町)に認定証を伝達した。

 実践指定校は新聞の無償提供を受けて教育への活用に取り組む。原則2年間。

 総会は教育、行政、新聞関係者約20人が出席した。記者を派遣して授業をする「ゲストティーチャー」事業で23年度に鳥取西高校1年の7クラスに新聞・通信各社の7人を一挙に派遣した試みが好評で、引き続き力を入れることを確認した。

 総会後、鳥取西高など23年度実践指定校3校の報告会もあった。(桝井映志)