冬からの徹底した基礎練習で個々の力が伸びた。腰のけがから復帰した神村主将は「攻撃的な野球が持ち味。バッティングで勢いをつけて守備につなげたい」と意気込む。
切れ目のない打線が特徴で、長打に頼らずに連打でつなげる形が理想。広角に打ち分ける片寄、長打力と機動力を併せ持つ古川の1、2番が出塁し、走攻守のセンスがある3番山野、急成長の4番渡部響で得点を狙う。
投手陣は左腕山野が軸。直球、カーブ、チェンジアップ、スライダーなど多彩な球種で打者を翻弄(ほんろう)し、4投手がリリーフに控える。捕手神村や、坂本と片寄の二遊間を中心に投手をもり立て、3失点以内に抑えたい。
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