山陰大会を6年ぶりに制し勢いに乗る。タイプが異なる選手がそろう豊富な投手陣と堅守が武器。三塁と遊撃、両翼で定位置争いが激化しており、チームに活気が生まれている。

 140キロ超の直球とカーブで緩急を付ける右腕松田康、伸びのある直球と変化球を投げ込む左腕杉本、変化の大きいスライダーが武器の右横手投げの大川ら投手5人がベンチ入り。俊足を生かした守備範囲の広さが魅力の中堅勝浦らが堅い守りで支える。

 打線は、広角に長打が打てる荒木、チーム一の長打力を誇る冨田、勝負強さと好打に定評がある野田を中心に、つなぐ意識が強く切れ目がない。走力が優れた選手も多く、戦い方の幅を広げる。
 

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