安来市が、同市清瀬町内で飼育されていた体長1メートルほどのオオトカゲが脱走したとして、市民に注意を呼びかけている。31日午後6時時点で見つかっていない。

 安来市環境政策課によると、逃げ出したのは南米原産のテグーとみられ、白と黒の不規則な模様がある。飼い主が小屋の中で育てており、26日夕にいなくなったのに気付いた。飼育小屋の窓を開けた状態にしていたという。

 飼い主は安来署と松江保健所に報告した。飼育にあたり、許可や届け出が必要な種類ではないという。

 市環境政策課は、告知放送や市のホームページで注意を促している。

 市によると、テグーは雑食でおとなしく、毒性はないというが、担当者は「万一の事態があるため、見かけたときは近寄らず、連絡してほしい」と呼びかけている。

 連絡先は安来市環境政策課、電話0854(23)3102。

(狩野樹理)