1日午後3時20分ごろ、浜田市熱田町の浜田港内で、作業中の船外機船「第10アジア丸」(0・5トン)が転覆した。乗っていた男性作業員(27)1人にけがはなかった。

 浜田海上保安部によると、男性は起重機台船のアンカーを引き上げるため、船外機船に乗り、アンカーに取り付けられたロープを持っていた。何らかの原因でロープが海中に引っ張られ、船が転覆し、男性も海中に転落した。男性は同僚に救助された。油の流出はなかった。

 男性は中国地方整備局が発注する係留施設の築造工事を行っていた。浜田海上保安部が原因を調べている。